いぼ取り（自費診療）

一度除去するとだいぶすっきりとした印象となり、しばらくは良い状態でキープされます。ただし、年余の経過がたてば皮膚老化は進行しますので再発や新たないぼが出現することはありますので、気になった段階でレーザーの除去を再度行うと良いでしょう。

炭酸ガスレーザーのほうがきれいに除去できます。液体窒素で治療した場合、ピンポイントにあてる事が出来ないため、いぼ周辺にまで色素沈着が残る場合が多いです。また1回で除去できないため、複数回の治療が必要となり、そのたびに色素沈着が残存するリスクが高くなっていきます。一方、炭酸ガスレーザーはピンポイントにレーザーを照射するため、色素沈着のリスクが低いです。肌の状態によっては色素沈着が続く場合もありますが3か月ほどで薄くなるのがほとんどです。

大きいいぼを除去する場合は局所麻酔の注射を打ってから行いますので痛みはほとんどありません。麻酔注射の痛みはありますが、当院では細い針を使用しておりますのでご安心ください。複数個の小さないぼを除去する際は、麻酔のクリームを30分ほど塗布してから施術いたします。その際は、チクチクとした痛みを少し感じますが、ほとんどの方は問題なく施術できます。

レーザー照射部位は、テープ保護や、軟膏処置が必要となります。当日より洗顔やシャワー浴は問題がございません。その際にテープが剥がれた際は御自宅で貼り直してください。

照射部位は傷の状態ですので、その部位に直接お化粧をすることができませんが、照射部位以外は当日からでもお化粧は問題ありせん。照射部位に関しては10日前後で皮膚が再生しますので、それからお化粧が可能です。

失敗は少ないです。大きいいぼでは1回のレーザーで除去しきれずに、2回の治療となるケースがあります。また、炎症をおこしているいぼの場合、レーザー後にしばらく茶色い色素が残ることがございます。肌の状態によっては長く色素沈着が残るケースもあります。ほとんどの場合、それらは想定内の事ですので、適切な処置を行いリカバリーが可能です。

照射後はテープ保護や軟膏処置を行い、適切な傷の処置をすることで皮膚は再生してきますので問題ございません。